竹内流 備中伝
日本最古の柔術といわれる総合古武道
戦国の世から受け継がれた先人の叡智が凝縮された
総合古武術の稽古ができます。
takenouchi ryu bittyu den
小具足腰之廻と称する小太刀を用いた組討術と、敵を活かして捕らえる捕手術や羽手(破手)といわれる護身の拳法躰術を主体として、剣法斉手、居合抜刀術、棒・杖術、捕縄その他の武器術(薙刀、槍、鎖鎌、十手、鉄扇、手裏剣など)および活法などを伝承する総合古武道です。
久盛が創始した流儀は、子の二代目久勝、孫の三代目久吉と三代にわたり一子相伝(家伝)される中、この間の武者修行や真剣勝負を通じて、備中をはじめ諸国の支流・分流を育みつつ体系化されました。
「竹内流備中伝」は、三代目竹内加賀之介久吉の門人、竹内清太夫正次(備前岡山藩士)が竹内流の印可を受けて、備中(現岡山市、倉敷市)を拠点に伝えた系譜であり、宗家・相伝家との連携を保ち、流儀を継承しています。
流儀の特徴の一端を表わすものとして「絡めて討たず」という技と精神があります。これは敵を絡め捕ってもその命を尊び活かすものです。それを体現する強く逞しい体と健全な精神、優しい心を養う稽古が備中伝の修行です。
全国各地の道場で一流の護身術を稽古できます。
竹内流宗家、相伝家は、創始以来の家伝の流儀、秘伝を今なお発祥の地(岡山県御津郡建部町)において「一子相伝」で継承されています。
この間、備中伝の歴代の師範も広く門戸を開いて各地で門弟を育成されてきたことから、今なお多くの門弟が稽古しています。
古武道は武術であり、格闘技や競技スポーツとは異なる危険を伴う場合があります。当流には他の武術武道、格闘技の経験者もいますが、女性や子供・高齢者、武道未経験者でもその身体操作能力に応じて棒術や体術などから無理なく、安全に稽古を開始でき、継続すれば護身術の修得や身体操作能力の向上が図られます。
仁義礼智信の教えに基づく、古武道の稽古を通じて、自他と向き合い、護身の心得だけでなく、万物への感謝の心、正しい姿勢や呼吸法、食生活や健康に関する関心、たおやかで伸びやかな精神力、豊かな人間力などが養われます。多種多様な価値観の人との出会いの中で行う稽古は、とても楽しく刺激的で人格の向上にも役立つと思います。
竹内流 備中伝の道場は、岡山・倉敷近隣だけでなく、京都・大阪、東京・千葉・神奈川、アメリカ、イギリス、カナダなどにもあり、随時、見学・体験稽古ができます。
最近の稽古の様子は 東京 竹内流 備中伝 新風館 を参照ください。
会員登録画面を開くPWは管理者にご照会ください。
最近のコメント